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カジュアル衣料/7月既存店在宅需要取り込みユニクロ、しまむら、西松屋増

2020年08月21日 15:00 / 月次

カジュアル衣料4社の7月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ(ファーストリテイリング)4.4%増、しまむら9.1%増、西松屋11.5%増、ハニーズ12.1%減となった。

■ファーストリテイリング(2019年8月期:売上高2兆2905億円)
既存店(707店)+Eコマースの売上高は4.4%増、客数2.5%増、客単価1.9%増となった。

直営店(766店)+Eコマースの売上高は4.7%増、客数2.7%増、客単価1.9%増。出店0、退店1だった。

長雨や気温が低かった影響があったものの、在宅需要にマッチした商品などの販売が好調だったことにより、7月の既存店売上高は増収となった。

新型コロナウイルス感染症の影響による、7月末時点の臨時休業店舗は7店舗、時間短縮営業を行っていた店舗は93店舗だった。これらの臨時休業、営業時間短縮した店舗は既存店、直営店から除外せず算出している。

■しまむら(2020年2月期:売上高5219億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)9.1%増、客数3.8%増、客単価5.0%増。

全店売上9.1%増。出店1で7月末店舗数1433店。

7月度は、梅雨の長雨が続き、一部地域では大雨の影響もあったが、巣ごもり需要の継続やプライベートブランドの夏物商品が好調だったことなどで、売上は前年実績を上回った。

商品ではリラクシングウェア、インテリア関連商品が前月度に続いて好調だったことに加えて、プライベートブランド「CLOSSHI」のTシャツ、吸水速乾シリーズ「FIBER DRY」の肌着が売上を伸ばした。 

また、長雨対策でレイングッズも好調だったという。

■西松屋チェーン(20日締、2020年2月期:売上高1429億円)
既存店売上高11.5%増、客数6.4%増、客単価4.8%増。

全店売上10.5%増、客数7.5%増、客単価2.8%増。

出店1、退店5で、7月度末の店舗数は1008店舗。

7月は、先月同様期間を通じて来店客数が伸び、育児・服飾雑貨の売上高が非常に好調であったほか、子供衣料、ベビー・マタニティの売上高も順調に推移した。

■ハニーズ(2020年5月期:売上高425億円)
既存店売上高12.1%減、客数10.4%減、客単価1.9%減。

直営店売上高10.6%減、客数8.7%減、客単価2.1%減。

出店0、退店1、7月末店舗数880店。

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