ナチュラルローソン/洗剤の「量り売り」の実験開始
2020年08月21日 14:30 / 商品
ローソンは8月26日、ナチュラルローソンの直営2店舗で、洗剤の量り売りの実験を開始する。
今回の量り売りは、「ecostore(エコストア)」の食器用洗剤、洗濯用洗剤、デリケート用洗剤、柔軟剤の4種類で行い、お客自身で店内に設置した什器の商品タンクから必要な量を好きな容器に入れる。
「エコストアディッシュ ウォッシュリキッド (グレープフルーツ) 」100gあたり本体70円、「エコストアランドリーリキッド (ユーカリ)」100gあたり80円、「エコストアデリケート&ウールウォッシュ(ユーカリ)」100gあたり90円、「エコストアファブリックソフナー(シトラス)」100gあたり110円を販売する。
この取り組みにより、これまでの既製品の容器に使用されていたプラスチックの削減につながる。今後は、9月に病院内のナチュラルローソン店舗への導入も予定しており、将来的には店舗数やカテゴリーの拡大も検討する。
今回の量り売りはセルフ形式で、お客自身が売場の上部に設置している専用の秤で必要な量・価格を確認しながら商品を充填し、充填後に発行されるシールを容器に貼りレジで会計ができる。
マイボトルを持っていない人向けに、無料の容器を3種類用意した。洗剤は香りなど好みが分かれる商材のため、少量の試し購入ニーズにも対応できる。
ナチュラルローソンでは、2019年10月から人にも環境にもやさしい原料を使用した製品が特長のエコストアの洗剤の取り扱いを開始している。
主な購買層は20代から40代の女性で、女性比率が約8割を占めている(Pontaカード会員データによる)。また、在宅時間増加の影響で洗濯頻度が増え、ナチュラルローソンにおける7月度の洗剤カテゴリーの売上高は前年比で2割以上伸長しているという。
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