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ラーメン・カレー・定食/7月既存店売上8社そろって増

2022年08月24日 14:10 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した7月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺2.1%増、王将フードサービス6.7%増、リンガーハット4.0%増、ハイデイ日高51.0%増、幸楽苑5.3%増、いきなりステーキ10.8%増、壱番屋8.1%増、大戸屋28.2%増だった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
丸亀製麺 2.1%増
王将フードサービス 6.7%増 8.6%増
リンガーハット 4.0%増
ハイデイ日高 51.0%増 53.4%増
幸楽苑 5.3%増 2.0%増
いきなり!ステーキ 10.8%増 0.9%増
壱番屋 8.1%増 7.0%増
大戸屋 28.2%増 22.2%増

■トリドールホールディングス(2022年3月期:売上高1533億円)
全業態既存店売上高4.2%増、客数1.3%減、客単価5.5%増。
全店の売上高3.9%増。

うち丸亀製麺は売上高2.1%増、客数2.9%減、客単価5.1%増。

出店14、閉店10で丸亀製麺828店舗、海外事業666店舗、その他243店舗の計1737店舗。

■王将フードサービス(2022年3月期:847億円)
既存店の売上高66億6900万円(6.7%増)、客数608万4000人(4.0%増)、客単価1096円(2.6%増)。

全店の売上高70億400万円(8.6%増)、客数639万4000人(5.9%増)、客単価1096円(2.6%増)。

7月は出店0、閉店1店、7月末店舗数732店舗。

第7波のコロナ感染拡大があったものの、テイクアウト&デリバリーの好調とともに、店内での飲食も大幅に回復したことから、直営全店売上高、既存店売上高と、大幅増収を達成した。

同社は5月14日に価格改定を実施したが、価格改定後も客数・客単価は継続して増加しており、7月売上高は、2018年7月の売上を抜いて、同月比過去最高売上(2018年比8.6%増)となり、今期に入ってから4カ月連続して同月比過去最高売上を記録している。

同社は、「ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」の景品であるクーポンの利用数の拡大、「生ビール乾杯キャンペーン」など、さまざまな販促をタイミングよく実施した成果だとしている。

■リンガーハット(2022年2月期:339億円)
既存店売上高5.6%増、客数2.3%増、客単価3.3%増。

うちリンガーハットは売上高4.0%増、客数2.0%増、客単価2.0%増。

浜かつは売上高12.1%増、客数4.3%増、客単価7.5%増。

全店売上高4.9%増、客数1.6%増、客単価3.3%増。

7月は出店0、退店1、期末店舗数はリンガーハット592、浜かつ84、その他5、合計681店。

■ハイデイ日高(2022年2月期:264億円)
既存店売上高51.0%増、客数35.6%増、客単価11.4%増。

全店売上高53.4%増、客数36.9%増、客単価12.1%増。

出店3、退店3店、店舗数440。

■幸楽苑(2022年3月期:売上高250億円)
既存店売上高5.3%増、客数3.0%増、客単価2.3%増、店舗数413店。

全店売上高2.0%増、客数0.1%増、客単価1.9%増、店舗数423店。

7月21日から期間限定商品の「カレーラーメン」の販売を開始し、好評を得ている。7月25日には幸楽苑直営郊外型店舗すべてを21時閉店から、22時閉店へと変更した。

既存店客数は3.0%増で着地し、5カ月連続で前期比を上回る結果となっている。

■ペッパーフードサービス(2021年12月期:売上高189億円)
いきなり!ステーキの既存店売上高10.8%増、客数20.2%増、客単価7.8%減。
全店売上高0.9%増、客数9.6%増、客単価8.0%減、国内店舗数215店。

レストラン事業の既存店売上高12.2%増、客数3.5%減、客単価16.3%増。
全店売上高7.2%増、客数9.2%減、客単価18.1%増。国内13店舗。

eBay Japanが運営するインターネット総合ショッピングモール「Qoo10」へ、いきなり!ステーキの公式ショップをオープンした。

また、7月1日~31日、いきなり!ステーキ(いきなり!ステーキ柏店を除く)全店で顧客還元フェアを実施した(スープ・サラダ・ライス付き150g税込み1000円、200g1210円、300g1620円、450g2210円)。

■壱番屋(2022年2月期:売上高450億円)
既存店売上高8.1%増、客数5.5%増、客単価2.5%増。

全店売上高7.0%増、出店7、退店4、店舗数1462店。

客数は、前年の営業時間短縮などの反動、店内売上が回復したことにより、5.5%増となった。

客単価は、ポークカレーやトッピングの価格を値上げしたことなどにより、2.5%増だった。

■大戸屋(2022年3月期:188億円)
既存店売上高28.2%増、客数23.1%増、客単価4.2%増、店舗数285店(FC店160店)。

全店売上高22億9764万円(22.2%増)、店舗数300店(FC店167店)。

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