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カジュアル衣料/10月既存店ユニクロ12.8%増、しまむら20.8%増

2022年11月25日 13:00 / 月次

カジュアル衣料4社の10月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ12.8%増、しまむら20.8%増、西松屋18.5%増、ハニーズ18.9%増となった。

<10月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 12.8%増 17.0%増
しまむら 20.8%増 20.4%増
西松屋 18.5%増 22.0%増
ハニーズ 18.9%増 19.7%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(732店)+Eコマースの売上高は12.8%増、客数1.4%増、客単価11.3%増
直営店(802店)+Eコマースの売上高は17.0%増、客数5.0%増、客単価11.4%増
出退店は、出店9店、退店7店だった。

10月は、月の前半に気温が低下し、秋冬商品が好調な販売となったことで、既存店売上高は大幅な増収となった。

■しまむら事業(2022年2月期:売上高4401億円)
既存店売上は20.8%増
全店売上20.4%増、客数12.1%増、客単価7.4%増
出店0、退店1で月末店舗数1421店

10月度は、曇りや雨の日が多かったものの、日中の気温が低下し、朝晩の冷え込みも強まったことで、秋冬物が売上を伸ばした。アウター衣料では、長袖のTシャツやトレーナー、カーディガンやジャケットの秋冬物が PB「CLOSSHI」を中心に好調だった。実用商品では、PB「CLOSSHI」のあったか素材「FIBER HEAT」の肌着やタイツ、ラグマットや敷きパッドが好調となった。

■西松屋チェーン(2022年2月期:売上高1630億円)
既存店売上高18.5%増、客数9.9%増、客単価7.8%増
全店売上22.0%増、客数13.7%増、客単価7.3%増
出店6店、退店1店で、月末店舗数は1051店舗

10月は、来店客数が大きく伸び、気温が低下したことで、秋物衣料や冬物衣料の売上高がきわめて好調に推移した。加えて、育児・服飾雑貨の売上高も好調に推移した。

■ハニーズ(2022年5月期:売上高476億円)
既存店売上高18.9%増、客数7.2%増、客単価11.0%増
直営店売上高19.7%増、客数7.8%増、客単価11.0%増
出店5、退店2、月末店舗数867店

10月は、気温の低下に伴い、秋物商品の売上が好調だった。後半から、冬物の立ち上がりも順調で、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ジャケット、ブラウス、ニットが売れ筋となった。

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