ファミレス／9月既存店すかいらーく19.5％増、サイゼリヤ21.7％増
2023年10月25日 11:50 ／ 月次
ファミリーレストラン主要4社が発表した9月の月次営業情報によると、既存店売上高は、すかいらーく19.5％増、サイゼリヤ21.7％増、ジョイフル27.2％増、ロイヤルホスト10.6％増となった。
客数は、すかいらーく11.3％増、サイゼリヤ21.0％増、ジョイフル19.8％増、ロイヤルホスト8.8％増となっている。
客単価は、すかいらーく7.4％増、サイゼリヤ0.6％増、ジョイフル6.2％増、ロイヤルホスト1.6％増だった。
| 既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 | |
| すかいらーく | 19.5％増 | 17.1％増 |
| サイゼリヤ | 21.7％増 | 21.1％増 |
| ジョイフル | 27.2％増 | 26.6％増 |
| ロイヤルホスト | 10.6％増 | – |
■すかいらーくホールディングス（2022年12月期：売上高3037億円）
既存店売上高19.5％増、客数11.3％増、客単価7.4％増、全店売上高17.1％増。
9月は、主要ブランドでのビールやキッズメニューの半額クーポンにより客単価は若干減少したが、利用者増により売上・客数とも増加した。
ガストはカキフライを導入したほか、オムライス、チゲ、りんごパイなど過去の人気メニューが復活。いずれも好評で客単価上昇に貢献した。アプリのみで配信していたビール半額クーポンなどがチラシにも掲載されたことで客数が増えている。
バーミヤンではテレビ番組「ジョブチューン」によるパブリシティ効果が顕著で客数・客単価が増加した。しゃぶ葉は高単価コースが好調。夢庵はカキフライ定食が前年比1.5倍の売れ行きで好評だという。
2023年9月度は、新店1店（しゃぶ葉新宿NOWAビル店）、リモデル8店。グループ計2976店舗。
■サイゼリヤ（2023年8月期：売上高1832億円）
既存店売上高21.7％増、客数21.0％増、客単価0.6％増。店舗数1033店。
全店売上高21.1％増、客数20.6％増、客単価0.5％増。店舗数1057店。
休業0店舗、閉店5店舗だった。
「テークアウト客数＝テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。
■ジョイフル（2023年6月期：売上高590億円）
既存店売上高27.2％増、客数19.8％増、客単価6.2％増。
全店売上高26.6％増、客数19.1％増、客単価6.2％増。
出退店0、店舗数合計562店。
■ロイヤルホールディングス（2022年12月期：外食事業535億円）
ロイヤルホスト
既存店売上高10.6％増、客数8.8％増、客単価1.6％増。
■ファミリーレストランの関連記事
ファミリーレストラン／8月既存店すかいらーく18.6％増、サイゼリヤ26.4％増
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。
