ショッピングセンター/7月既存店売上2.7%増、猛暑で盛夏アイテムが好調
2024年08月26日 17:02 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が8月26日に発表した7月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比2.7%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 2.7%増 | 3.2%増 | 0.8%増 |
多くのSCでサマーセールの実施や夏休みに入り来館者が増加し、猛暑により衣料品や雑貨などの盛夏アイテムが好調に推移している。
一方で、前年に比べて休日日数が2日減ったことで来館者が減少し、前年を下回ったSCもみられたという。
立地別にみると、中心地域は総合で5.5%増、周辺地域は1.4%増となった。中でも中心地域・大都市が増加するインバウンド客の来館などにより好調だった。
業種別にみると、「ファッション」は前月に引き続き夏物軽衣料が好調で、速乾や接触冷感などの機能性衣料が伸びた。
「雑貨」は、猛暑により日傘やサングラスなどの紫外線対策商品、ハンディファンや冷感グッズなどの暑さ対策商品が高稼働した。「飲食」は、夏休みに入ったことで旅行客や家族連れが多くみられ、全国的に好調だった。
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