ローソンは5月26日、中華人民共和国湖北省武漢市にローソンを3店同時オープンする。
地場小売大手である中百集団傘下の中百超市とのエリアライセンス契約により、中百超市が展開しいるコンビニ「中百好邦便利」をローソンとしてリニューアルオープンするもの。
日系コンビニが中国の中部地域に出店するのは初めてという。
これまで、ローソンは中国において、上海・重慶・大連・北京で直接出資による出店を行ってきた。
このノウハウを活用し、その他地域では地元有力企業とエリアライセンスを結び、出店拡大を加速る方針だ。
ローソンと中百超市は2016年2月にエリアライセンス契約を締結し、武漢市での出店準備を進めていた。ローソンにとって、出資を伴わないパートナー企業とのライセンス契約による初めての海外出店となる。
中国の中部地域では、経済発展に伴い消費者のライフスタイルが変化しており、特に若年層を中心にコンビニエンスストアの需要が高まっている。
ローソンの持つ店舗運営と商品開発のノウハウと、中百集団の持つスーパーや百貨店など1000店のネットワークと顧客基盤を生かし、武漢市のお客の生活に役立てるようチャレンジする。
5月26日に3店を、6月に更に3店をオープンさせ、2016年中には武漢市内の店舗数が10店に達する見込み。
その後、武漢市を中心とする湖北省に3年で200店、5年で500店を出店する計画で、将来的には中部地域の他省への展開を目指す。
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