青葉台東急スクエア/食品売場を「東急フードショー」に一新
2018年10月05日 17:45 / 店舗
東急百貨店は10月5日、横浜市の田園都市線青葉台駅前の商業施設「青葉台東急スクエアSouth-1本館」地下1階に「青葉台東急フードショー」をオープンすると発表した。
これまで運営してきた食料品専門店「レ・シ・ピ青葉台」に、開業以来初となる大型リニューアルを実施するもの。
「東急フードショー」は2000年に東急百貨店東横店で誕生し、「楽しいからもっと美味しい」をコンセプトに、「食のライブ感の演出」「シズル感のある商品提案」「食をファッションと捉えた提案」「ワンランク上の日常の提案」「大切な時、特別な日に頼られる売場を」などをテーマにした売場づくりを行い、デパ地下ブームの火付け役となった。
「レ・シ・ピ青葉台」で、昨年に実施した菓子、惣菜ゾーンの改装に続き、「フードショー」のコンセプトに則り、デイリーマートゾーンを「THE MARKET PLUS」としてリニューアルし、MD・環境・サービスのさらなるブラッシュアップを図る。
青葉台東急フードショーの売場面積は約1838m2で、うち約620m2をTHE MARKET PLUSとして展開する。
THE MARKET PLUSには、新規出店として、一般のご家庭からプロまで、幅広く対応する製菓・製パン材料の専門店「冨澤商店」が10月10日に出店する。
グロッサリー売場では11月9日に、東急百貨店と東急百貨店が共同で売場づくりをする新業態を売場面積約366m2でオープンする。。
初めて「東急ストア」と共同での売場づくりを行い、東急ストアの強みである値ごろ感のある商品と、東急百貨店の強みであるこだわりの商品を最適なバランスで展開することにより、幅広い客層への対応を目指す。
生鮮売場では、「簡便性」「個食」などの消費者ニーズの変化に対応した品ぞろえを一層強化する。
デイリーマートゾーンの既存である生鮮専門店を一新し、THE MARKET PLUSの魅力を高める。
精肉あづまは、10月28日にリニューアルオープンの予定で、ブランド肉の強化、簡便性が高い半調理品の充実、値ごろ感のある商品を拡充する。
林フルーツは、10月10日に移設リニューアルオープンし、ギフト承りカウンターとジューススタンドを新設する。
九州屋は、10月10日にリニューアルし、計量販売コーナーを設置することで個食対応を強化する予定だ。
これまで都心店と百貨店店舗を中心にフードショーブランドを構築してきたが、今後は郊外店やSC、食品専門店でも進めていき、更なるブランド価値向上を目指す。
青葉台の取り組みはその第一弾であり、今後たまプラーザ店や日吉店についても順次、東急フードショーを展開する予定だ。
施設概要
「レ・シ・ピ青葉台」
所在地:横浜市青葉区青葉台2-1-1
青葉台東急スクエアSouth-1本館地下1階
売場面積:約1838m2
運営:東急百貨店
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