デニーズ/フードトラックを活用した実証実験を開始
2021年02月26日 13:00 / 店舗
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デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズは2月26日、コロナ禍で外食ができない、又は自宅の近くにデニーズがないお客へ、より近くでおいしい料理を提供するため、フードトラックを活用した新たな実証実験を開始した。
同日、宅配&テイクアウト専門店の4店舗目として東京都渋谷区に、開店した「デニーズ幡ヶ谷店」の1階駐車場内に、フードトラックを2台出店する。
1台は、デニーズのロゴでなじみのある黄色が鮮やかなフードトラックで、デニーズの看板商品であるオムライス・カレードリアのほか、弁当などを販売する。
もう1台のフードトラック「なないろ食堂」では、デニーズでは販売していない本格的アジアン料理「アジアンチキンライス」(税込700円)を販売する。今後、ガパオライスやグリーンカレー、バインミーなどのメニューも展開する。
今後は、「デニーズ幡ヶ谷店」1階の駐車場で新たなメニューを販売する店舗(台数)を増やし、屋台村としてより地域のお客のニーズに合わせた展開を進める。
同時に、移動できるメリットを活かし、オフィス街だけでなく、ショッピングモールなど商業施設や、イベント会場などへの出店も検討する。
現在、コロナ禍において、密を避ける傾向や、テレワーク・オンライン授業などの普及により、都心のランチ需要は大きく変化している。一方で、自宅からより近いところで食事を購入したいという需要も高まっている。
今回、導入するフードトラックは、そのような背景と、お客のニーズに合わせて場所を変更できるメリットなどを活かし、よりお客に近い場所でおいしい料理を提供したいという。
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