セブン&アイ/大阪観光局とゴールドパートナー契約
2017年06月30日 20:00 / 経営
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大阪観光局は6月29日、セブン&アイ・ホールディングスとゴールドパートナー契約を締結すると発表した。
外国人観光客の更なる誘致と受入体制整備のため、セブン&アイ・ホールディングスのネットワークを活用し、国際観光都市・大阪の実現を目指すもの。
外国人観光客の意識調査によると、日本滞在時に不便を感じたことにクレジットカードの利用環境が十分でないことが挙げられた。
クレジットカード決済に慣れた外国人旅行者は十分な現金を持ち歩かないため、カード決済ができない店舗での買い物ができないケースがある。
セブン&アイ・ホールディングス傘下の事業会社が展開するセブン-イレブン店舗などに設置するセブン銀行ATMでは、海外発行のクレジットカードなどで24時間、日本円を引き出すことができる。
そのほか、セブン-イレブン店舗では、免税サービス対応や無料Wi-Fi「セブンスポット」の導入などのインバウンド対応に積極的に取り組んでいる。
セブン&アイ・ホールディングスのネットワークを活用し、外国人旅行者の誘致だけでなく、安全・安心に加えて外国人観光客の利便性を高めて快適な旅を楽しんでもらう環境整備を進めるという。
5月末現在、セブン-イレブンは大阪府内に1146店を展開し、セブン銀行ATMは大阪府内に1471台を設置している。
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