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サッポロ、ブランシェ/美容師の飲食店経営支援、250店出店へ

2018年07月30日 14:40 / 経営

ブランシェとサッポロビールは、「美容師による飲食店経営モデル」で、美容業へ向けた飲食店フランチャイズのプラットホームを構築し、イタリアンバル「トン・ガリアーノ」の全国展開を目指している。

<イタリアンバル「トン・ガリアーノ」>
イタリアンバル「トン・ガリアーノ」

ブランシェグループが愛知県内で展開しているイタリアンバル「トン・ガリアーノ」のライセンスを、美容師がオーナーを務めることを条件に販売。

「美容業界が運営する飲食店」として、美容室がこれを運営することで、美容師マインドを持つスタッフが飲食店のオーナーとして活躍し、ひいては飲食店のマネジメント能力を美容室経営に活かすことを想定している。

店舗は、2022年3月までに全国250店舗の出店を目標としている。

同システムでは、サッポロビールは業務フォロー全般と物件情報の提供を行い、ブランシェは「トン・ガリアーノ」の業務開発・提供や、美容業界での飲食成功ノウハウを提供する。

また、ブランシェグループは、店舗で働くスタッフを対象に、飲食店経営スキルを身につけるスクールを開講し、人材教育にも注力。

受講者は、美容師の接客マインドに基づいたカリキュラムで、飲食店経営に必要なマネジメント知識や、実践的な接客技術を身につける。

このライセンスを、全国16ブロック・50地区単位での限定契約を上限に、美容ディーラーが購入する。

各地区の美容室へ「トン・ガリアーノ」の経営モデルを販売。美容ディーラーは、新市場開拓、新規店開拓ができるほか、サッポロビールのマーケティングノウハウを活用しながら、飲食店への美容・健康商材の販売促進も期待できる。

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