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国分/国分中部とトーカンが経営統合、共同持株会社を設立

2018年11月08日 15:10 / 経営

国分グループ本社は11月8日、国分中部とトーカンを共同株式移転の方法により、共同持株会社「セントラルフォレストグループ」を設立し経営統合すると発表した。

統合両社を株式移転完全子会社、新たに設立する共同持株会社(資本金16億円、社長には現トーカン社長の永津嘉人氏が就任予定)を株式移転完全親会社とする共同株式移転を採用する。

<経営統合の概要>
経営統合の概要

トーカンの普通株式1株に対して共同持株会社の普通株式1株を、国分中部の普通株式1株に対して共同持株会社の普通株式1.52株を割当て交付する。

共同持株会社は名証市場第2部に上場する見込み。トーカンは2019年3月27日上場廃止する。

人口の減少、少子高齢化やIT革新、生活者のライフスタイルの多様化など経営環境の変化に対応するため、持株会社体制の下で統合両社がそれぞれ独自に確立してきた経営体制や事業運営について尊重し、統合両社の経営資源を結集する。

中部エリアにおける地域密着卸としての事業基盤を強化、顧客のニーズに従来以上の価値を提供していく。

販売面では、お互いの強みである販売チャネル・取扱い商品を相互補完することで売上拡大を目指す。

物流・システム・管理等の機能面では、スケールメリットを活かし、業務効率化、コスト削減を図るべく、今後統合両社で協業内容の検討を進める。

なお、経営統合後も統合両社は、自主自立を基本としてそれぞれの取引先との関係の維持・強化を図る予定。

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