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ユニリーバ/再生プラスチック最大95%使ったパッケージに切替

2019年07月01日 12:10 / 経営

ユニリーバ・ジャパンは6月27日、2019年下期の新製品に、再生プラスチックを最大95%使用したパッケージを採用すると発表した。

<再生プラスチックを最大95%使用>
再生プラスチックを最大95%使用

同日発表した「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」の一環として行うもの。

「LUX」「Dove」「CLEAR」の3ブランドから着手し、2020年末までにPET素材のボトルを100%再生プラスチックに切り替えることを目指す(技術的に切り替えが難しい着色剤などの添加剤を除く)。

パッケージに使用する再生プラスチック(MR-PET)は、最先端のテクノロジーにより表面についた汚れのほか、真空・高温下で樹脂の中にしみ込んだ不純物まで徹底的に除去。本来の純度と機能を回復させた状態で製品化している。

FDA(米国食品医薬品局)、EFSA(欧州食品安全機関)の認可を受けた原料会社から、食品や飲料パッケージにも使える品質のものを調達。品質や安全性、使いやすさ、デザインの美しさはそのままに、よりサステナブルなパッケージを実現した。

「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」は、環境負荷を減らし、社会に貢献しながらビジネスを成長させることを目指す成長戦略。 「すこやかな暮らし」「環境負荷の削減」「経済発展」の3つの分野で、9つのコミットメントと50以上の数値目標を設けている。

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