ローソン/8月から深夜無人店舗実験を開始
2019年07月26日 17:05 / 経営
ローソンは7月26日、深夜無人店舗実験を8月から開始すると発表した。4月25日に発表した加盟店支援策の進捗状況を公表したもので、当初は7月から実験を開始する予定だった。
深夜無人店舗実験は、直営店1店、フランチャイズ加盟店1店の合計2店で、0時~5時までの深夜時間帯、レジに店員がいない無人営業とする実験をするもの。
専用アプリを活用して、店舗入口でQRコードを読み取り入店する。決済方法は、「ローソンスマホレジ」と現金での支払いも可能な自動釣銭機機能がついた「完全セルフレジ」の2種類を予定している。
今回の実験は、レジ業務の削減が目的のため、物流は通常通り、深夜にも行う。スマホレジの不具合対応や酒類・タバコなどの免許品の販売など、人が必要となる場合もあるため、店舗のバックヤードには人を配置する予定だ。
加盟店経営支援策では、6月末までに複数店経営に対応した新型ストアコンピューターを全店に導入した。セルフレジは現在、180店で導入しており、9月までに全店導入を完了する予定だ。
スマホアプリを活用して、お客のスマホで商品登録と精算が完了する「ローソンスマホレジ」は、9月末までに1000店での導入を計画している。
食品ロス対策では、常温ファストフードの販売許容期限の延長を実施。5月14日からこれまで8時間だった販売許容期限を10時間に延長している。
なお、ローソンではオーナーの希望により、51店が時短営業を実施している。現在も約80店から時短営業の相談を受けているという。
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