ベルク/惣菜商品開発で協業の「飲食店従業員」一時受入れ
2020年05月14日 17:20 / 経営
ベルクは5月13日、飲食店を展開するスパイスワークスの従業員を短期アルバイトとし受入れると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、スーパーマーケットでの店舗負荷増大による人員確保や、飲食店での営業自粛による従業員の収入減及びアルバイト就業機会の減少という双方の課題を解決する取り組み。
ベルクとスパイスワークスは、惣菜商品開発で協業を進めるなか、直近の課題として企業の垣根を越えた人事連携の必要性で合意し、5月11日から同社の社員とアルバイトを短期アルバイト雇用、ベルク店舗で受け入れを開始した。
契約は5月末までを予定しているが、期間の延長、受け入れ人数や対象範囲の拡大などについて、状況に応じて柔軟に対応する。
今回の協業によって、直近の課題解決にとどまらず、異なる業種、業態の交流での経験で新たな知見、視野が得て、より良い商品開発やオペレーションの改善など相乗効果が生まれることも期待している。
スパイスワークスは4月11日から、一部の店舗を除き店舗を休業している。生鮮者を応援する取り組みとして、3月からは店舗の利用客に店舗で使用している、さんま、キャベツ、レタスを日替わりで無料で提供する取り組みを実施する「生産者応援フェア」を実施していた。
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