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イオンモール/28日に東京、神奈川、埼玉、千葉「全館営業再開」

2020年05月25日 17:00 / 経営

イオンモールは5月28日、全国のイオンモールの専門店(モール)の営業を再開する。東京、神奈川、埼玉、千葉で、専門店部分の営業を再開する。

営業再開するのは、東京4、神奈川2、埼玉9、千葉10の合計25モール。営業時間は、当面の間、専門店は10時~19時、レストランは11時~20時の時短営業となる。

北海道では、5月16日に「イオンモール旭川駅前」(旭川市)の営業を再開、25日に「カテプリ」(札幌市)の営業を再開している。

営業再開にあたり、感染拡大防止策として、入口と出口を明確に分離し、消毒液の設置しお客にも手指の消毒をしてもらうほか、一部入口にAIを活用した検温器を設置し、来店客の検温も実施している。

換気対策として、モールにすべての出入口を開放するほか、主要通路や吹き抜けには館内の空気を循環させるサーキュレーターを設置し、館内の空気が循環する工夫をした。

館内の混雑対策として、入館制限の仕組みを用意した。イオンモールでは、館内の各入口や広場、吹き抜け、総合スーパーと専門店街の境目などに人感センサーを設置している。館内への入館者数、退館者数や館内で混雑している場所を把握することができる。

この仕組みを活用して、施設規模に応じて、適正な来館者数を数値化した基準値を策定した。基準値が80%を超えた時点で、館内が混雑していことを知らせるアナウンスを実施。それでも、基準値が上昇して90%を超えると入館制限を行う仕組みを整えた。

イオンモールは、政府が4月7日に、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発令したことを受け、4月8日から対象地域の52モールを休業した。

4月17日に、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、全国142モールを休業していた。

5月7日に、緊急事態宣言の対象地域が縮小されたことを受け、5月13日から19県の42モールの営業を再開したのを皮切りに、順次、各行政から発表された新たな要請内容を精査し、感染拡大防止と安全・安心のための対策を行い営業を再開していた。

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