新型コロナ/影響でSCディベロッパー67社「テナント賃料を減免」
2020年07月21日 14:20 / 経営
日本ショッピングセンター協会は7月20日、ディベロッパー会員向けの「休業にともなうテナント賃料の減免」についてのアンケート調査結果を発表した。
ショッピングセンター休業により出店するテナント企業も大きな痛手を被り、ディベロッパーにおいてテナントへの支援として「テナント賃料の減免」の動きが見られた。
同協会が6月29日~7月8日アンケートを実施。ディベロッパー会員314社のうち回収できた73社(回答者SC数1168)の回答を集計・分析した。
テナント賃料の減免状況について、「全館または一部で減免を実施」したのは67社(割合96%)、「減免を検討している(交渉中を含む)」1社、「減免は実施しない」1社、「その他」1社だった。
減免を実施した場合、「固定賃料の平均引き下げ率」は、50%以上~60%未満が最も多く20社、続いて、20%以上~30%未満が13社となっている。
「最低保証の平均引き下げ率」は、100%が17社と最も多く、次いで50%以上~60%未満が14社だった。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。