UAゼンセン/24年賃上げ交渉、23年水準を継続へ
2023年09月07日 13:30 / 経営
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UAゼンセンの松浦昭彦会長は9月7日、2024年の労働条件交渉において、2023年並みの賃上げを求めていく方針を明らかにした。
「2023年は、平均で正社員は3%半ばから後半、パートタイマー5%台の賃上げを実現した。このペースを続ける、さらに上げていくには、2023年は賃上げできたが、2024年は同じようにならないと考えてほしいという経営者がいることもわかっている。しかし、岸田文雄首相が新しい資本主義実現会議で表明した2030年代半ばまでに最低賃金を1500円まで引き上げるという発言もあり、そういうことなんだという認識をもってもらうことが大事だ。今の(賃上げ)ペースは最低限だと思っている。そういう認識を世の中に広げることが、一番重要になってくる。その中で、どうやって事業を運営していくか経営者に考えてもらう転換期として、2024年は大変大事な時期だと考えている」と述べた。
UAゼンセンは2023年9月7日現在、2237組合、組合員185万8853人。2022年の同時期に比べ、組合員は約6000人増加している。
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