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ローソン/「Lチキ」など学生食堂に無料提供、フードロス削減

2023年12月25日 15:53 / 経営

ローソンは12月25日、食品ロス削減と、物価高騰の影響で運営に苦慮している学校給食や学生食堂の事業者支援を目的に、賞味期限が近づいているフライドフーズなどの食品を無償提供する取り込みを開始すると発表した。

ローソン

同日より、全国各地の学校給食や学生食堂の事業者を対象に、「ソースinL チキ 餃子味」1万2000食の無償提供先の一般募集をスタートする。応募締め切りは2024年1月10日まで(抽選制)。

10の事業者に1200食ずつ無償提供予定(大阪大学除く)。

同社は、オリジナル商品を自社開発し、1万4000店舗以上に展開している。切れなく安定して商品を供給するための製造数の見極めはAIを活用しても困難な面があり、一部の商品については計画通りに販売し切れない場合が生じる。こうした商品については値引きなどで極力売り切るように努めているが、余剰商品として残るものもあるという。

一方、近年の物価高騰により食材の仕入れコストが上昇しており、学校給食や学生食堂の事業者の負担が大きくなり、事業運営に大きな影響を与えている。運営に苦慮している学生食堂などに、ローソンで余剰気味の商品を無償提供することで、食品ロスの削減と学生食堂支援につなげたい考え(今回、ローソンが無償提供する「ソースinL チキ 餃子味」は賞味期限2024年7月)。

すでに、大阪大学のキャンパス内にローソン店舗を出店している関係で、大阪大学内の学生食堂(運営元:大阪大学生活協同組合)に対し、フライドフーズ「ソースinL チキ 餃子味」1200食を無償提供することを決定した。2024年1月22日から、手ごろな価格で学生に提供される計画。

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