PPIH／ウクライナに防寒具など約2万6000点を物資支援
2024年12月26日 15:35 ／ 経営
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（PPIH）は12月26日、ウクライナの人々に防寒具や缶詰・カップ麺などの保存食、カイロなど約2万6000点の物資を支援することを発表した。
＜店舗で勤務する避難民にギフトを渡す様子＞
これに先立ち12月25日、日本国内で支援している77世帯141名のウクライナ避難民に対して、ブランケットや厚手の靴下、サンタブーツに入ったお菓子の詰め合わせなどをまとめたクリスマスギフトを配送した。
同社は2022年から避難民に対する長期的な支援を継続しており、これまで生活物資やグループ店内での就労機会の提供、日本語習得のサポート、募金活動などに取り組んでいる。
現在、ウクライナでは冬の寒さが本格化しており、地域によってはマイナス10℃を下回る厳しい冷え込みが予測されるという。長期化する戦闘に加え、インフラ施設などが戦禍に見舞われ、深刻な電力不足が懸念される中、冬を乗り越えるための備えが急務となっている。
こうした状況を踏まえ、2022年、2023年に引き続きウクライナへの支援を行う。防寒スウェットやインナーなどの衣類をはじめ、食品、カイロなどの物資を調達した。支援物資の出荷は完了しており、在日ウクライナ大使館を通じて2025年1月中に現地に届く予定だ。
■支援物資例
防寒具（毛布、掛布団、スウェット、インナー、靴下など）計1万1380点、食品（カップ麺、缶詰）計7200点、日用品（カイロ、ウェットティッシュ―、石鹸など）計7000点、その他（テントなど）計約800点
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