2017年3月までに直営で10店を展開、2017年4月以降にフランチャイズ展開を開始し、3年後にFCを含め100店、5年後には200店体制を計画する。
かつ丼提供を主力としない「とんかつレストラン業態」では、全国に283店を展開する「和幸」が業界No.1で、次いで九州・西日本を中心に展開する「浜勝」が全国で110店を展開している。
レインズは、牛角で培ったFC運営のノウハウと、原材料調達、調理方法、店舗運営などのシステム化を強みに、短期間に店舗を拡大し、業界No.1を目指す業態に育成する目標を掲げる。
同社によると、近年の外食市場の中でとんかつ・かつ丼市場は、約20%増の成長を続けており更なる市場拡大が見込める数少ないマーケットだという。
とんかつ市場は個人店が最大のシェアを占め、チェーン店が少ない特徴があるが、圧倒的なシェアを持つ全国チェーンがない。一方で、最大シェアの個人店は、経営者の高齢化や後継者難で閉店するケースもあり、市場全体が拡大する中で、店舗数が伸び悩む点に着目した。
同業他社との差別化を図るため、主力のとんかつに使用する豚肉に着目。栃木県の指定農場で育てた「桜山豚(オーシャントン)」を使用する。
「桜山豚は、上質な脂身と柔らかな食感が特徴の梅山豚(メイシャントン)と、ビタミン・ミネラルが豊富なイギリスのケンボロー豚を掛け合わせたブランド豚。さっぱりと上品な旨みと、女性にも食べやすい口当たりが特徴」(同社)。
主なメニューは、ロースカツでは、山形豚ロース(税別1180円)、桜山豚ロース(1380円)、林SPFロース(2180円)、特選ヒレでは、山形豚ひれかつ(2280円)、桜山豚ひれかつ(1480円)、林SPFヒレカツ(2280円)、ミックスでは、大海老フライミックス(1280円)、桜山豚部位盛り合わせ3種盛(960円)、5種盛(1680円)を展開する。
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