佐藤弘志社長は「本の新しい売り方を模索する日販とダルトンによる新しい取り組み。本と雑貨を組み合わせて、インテリアとして本を見せている。自分の部屋の中に、ちょっと知的な空間を作る。こんな一角が自宅にあったらいいなという提案をしている」と店舗を解説した。
アイアン製の椅子や女性向けのキッチン用品・雑貨などを販売。キッチンアイテム、ステーショナリー、ハウスウェア、ファニチャー、ガーデンの分類で約5000SKUを展開。
そのほか、自社で英語圏から直接輸入した洋書(古本)4500冊、日販から仕入れた新刊500冊を展開する。
佐藤社長は「とにかく一度、振り切れた、尖った店舗を作ることで、雑貨を販売するベクトル、方向性をはっきりと示そうとした」と語る。
すでに日販の取引先書店には、ダルトンのリーディンググラスなど、一部の商品を卸しているが、自由が丘店で、より具体的な雑貨の販売方法を取引先にも体験してもらう。
ダルトンの商品のショールームとしての役割も期待した旗艦店のため、多店舗展開は想定していない。
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