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スープストックトーキョーでは、「スープのある一日」をテーマにメニューを構成しているが、休日を楽しむ上で、スープだけにこだわらないメニュー構成とした。
野崎氏は、「Soup Stock Tokyoの名前を掲げているが、まったくゼロベースで、自分たちがやりたい理想の店を目指した。そのため、看板商品のオマール海老のビスクなど、既存店のメニューはない」という。
オマール海老のビスクは、全国の約70店で、2015年に年間で約133万杯を売上げた代表商品。だが、店名に付した「also,(~も)」の意味にあるように、これも「Soup Stock Tokyo」ということを、あえて違うメニューで表現した。
主力のスープは、複数人でシェアして食べることを想定。「いまの魚のアクアパッツァ」(税別3400円)、肉団子のアラブ風煮込み(2400円)を提供する。
旬の素材を活かしたメニューを提供するため、アクアパッツァの魚は、その日に入荷した魚を使用。仕入先には、アクアパッツァ専用鍋に入る大きさの魚で、その日のおすすめの魚を納品してくれるように頼んであるという。
野菜の生産者から届く旬の野菜は、その時々で変化がある。雪下にんじんが多い時もあれば、春キャベツがたくさん届くこともあるため、メニューも臨機応変に変えていく。
Soup Stock Tokyoで提供する全てのスープを監修するフードプランナーの桑折敦子氏は「おいしい料理はもちろんのこと、旬の食材のおいしい食べ方も一緒に提供したい。食材そのものも紹介していきたい」と語る。
ブランチメニュー(1250円~1500円)は、メインのスープのほか、はじめのスープ、野菜のお皿、小さなお皿の3種類の前菜をワンプレートで販売。ブランチタイムをゆっくりと楽しんでもらうために、スープは冷めにくい鍋で提供する。
お酒をかわしながらスープを囲むディナーを提案。ハレの日の乾杯を演出するスパークリングワイン(グラス580円~、ボトル2800円~)を数多く取りそろえた。
そのほか、マンゴーや木苺、キウイなど旬のフルーツを使ったスパークリングカクテルも提供し、乾杯からはじまる心地よい時間を提案する。
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