日本上陸2周年を記念したイベントに出席したアンドリュー・ネイサンCEOは「これまでの2年間は、非常に好意的に受け入れてもらい、認知度を高めることができた。次のステージに進むためにオンラインストアを開始する」と語った。
カトリーナ・ビニャスカCOOは「日本ではカップケーキが有名だが、当社にはパイ、チーズケーキ、プディングなどアメリカのクラシックなスイーツがある。日本向けにミニサイズの展開も開始しており、カップケーキ以外の商品をもっと知ってもらいたい」と語った。
ドラマで有名になったカップケーキは、定番商品のバニラカップケーキ(430円)で、もっとも甘味が強くバタークリームの風味も強い商品。そのため、ドラマと同じ商品を食べ、甘すぎる、くどいといった印象を持つお客もいる。
ただ、同社ではレシピはブランドのコアであると考え、日本向けにレシピのアレンジをせず、アメリカ本国と同じレシピを再現している。
ビニャスカCOOは「150種類と幅広いレシピがあり、バニラホイップ、メレンゲ、クリームチーズ、モカなど甘さが穏やかな素材を生かした商品もある。多様なバリエーションがあるレシピを活用してお客とコミュニケーションする」と語る。
日米で合同開発した抹茶を使った商品や桜をイメージをした商品も展開しており、アメリカ本国のレシピをベースに、ローカライズしたメニューも投入している。
店舗は表参道店のみだが、エキナカや駅ビル、百貨店などに積極的に期間限定店舗を展開。カップケーキ以外に、ミニサイズのパイ、バナナプディングなどを販売する。
夏に向けては、冷たく冷やしたデザートのほか、アイスクリームサンドイッチも訴求する。
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