あきんどスシローは9月15日、東京・南池袋に山手線内への初出店となる都心型店舗「スシロー南池袋店」をオープンする。
郊外ロードサイド立地への出店が中心のスシロー業態では少ない、駅前や都心繁華街の出店を目指した店舗。
飲食店ビルの地下1階に出店し、店舗面積は335.12m2、客席数は113席。
水留浩一代表取締役社長CEOは「できるだけスシローの基本を変えずに作り上げた都心型店舗。地代(賃料)が高い中でもしっかりと原価率(50%)をかけて商品を提供するため、1皿(税別)120円という価格設定とした。数百店規模での多店舗化ができることを目指した」と語る。
都市部のビジネスパーソンのランチ需要も見込み、1人で使えるカウンター席のみのレーンとこれまでのスシローと同様に、家族連れや複数人数で食事ができるカウンター専用のレーンの2つを配置。
これまで確立したスシローのノウハウを最大限に生かすことをコンセプトに、都心型店舗として最小限の変更を加えた。
既存のスシローの平均客単価は1皿100円で1人あたり約10皿で約1000円となっている。南池袋店では、1皿単価の上昇に伴い約1200円を想定客単価とした。
設備面では、注文した商品が直接、お客の客席まで届く「Auto Waiter(オートウェイター)」をシステムを導入。上段を通常の回転寿司レーン、下段を注文商品専用レーンとした。
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