サッポロ/中国へプレミアムビールで再参入、2020年販売100万箱目標
2018年09月20日 15:50 / 海外
サッポロビールは10月、中国市場向けに輸出を再開し、本格的に市場参入する。
中国におけるブランド確立をめざし、Anheuser-Busch InBev N.V. (以下:ABI)社を総代理店として、北米・アジア・欧州で販売している「サッポロプレミアムビール」の販売委託を開始する。
中国は世界最大のビール消費国であり、特に輸入ビールブランドが属するプレミアムセグメントは、劇的な伸長を続けている。
同社もこのセグメントに参入し、販路拡大する。
11月に上旬・上海、北京など中国沿岸部を中心とした都市部で販売を開始。
取扱商品は、サッポロプレミアムビールの330ml瓶、650ml缶、20L樽となっている。
日本食市場の拡大、訪日観光客の増加による日本ブランド製品の人気などにより、市場への再参入には好機ととらえ、プレミアムセグメントで圧倒的な存在感を持つABI社と総代理店契約を締結し、販売委託を開始することとした。
同社は、ABI社と協働し、2022年には100万ケース(大びん633ml×20本換算)の販売数量を目標としている。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。