消費税増税/6割「外食・飲み会費」節約「自宅での食事充実」は8割
2019年06月04日 17:20 / 経営
サントリーホールディングスは6月4日、「プレミアムビールに関する消費者飲用動向調査」を発表した。
2005年から実施している消費者対象の飲用動向調査。2019年のプレミアムビール市場は、ビール類市場が対前年98%程度と見込まれる中、前年並になるものと推定される。
1年前と比較した自宅でのプレミアムビールの飲用回数について質問したところ、半数以上(55.3%)が「増えた」と回答した。
経年でみると、1年前と比較した自宅でのプレミアムビールの飲用回数が「増えた」と回答した人の割合は、2014年の調査から5年連続で増加していることがわかった。
<「働き方改革」の影響でプライベート時間が増えた>
「働き方改革」の影響によるプライベート時間について質問したところ、約5割(49.3%)が、プライベート時間が「増えた」と回答した。昨年の調査結果と比較すると、10ポイント以上も増加した。
プライベート時間が増えた人のうち、その時間に自宅で飲酒した446人に、自宅でのプレミアムビール飲用回数について質問したところ、8割以上(83.4%)が「増えた」と回答した。
また、2019年10月に、消費税が8%から10%にアップすることが予定されている。そこで、消費税増税後、節約したいと考えるものについて質問したところ、約6割(59.4%)が「外食・飲み会費」だった。
消費税増税後「外食・飲み会費」を節約したいと回答した594人に、その際の自宅での食事について質問したところ、約8割(76.0%)が「充実させたい」と回答した。
消費税増税後「外食・飲み会費」を節約し、自宅での食事を「充実させたい」と回答した451人に、その際に飲みたいお酒について質問したところ、9割以上(91.4%)がプレミアムビールと答えた。
■調査概要
調査委託先:マクロミル
調査対象:プレミアムビールを月2、3回以上自宅で飲用している20~59歳の男女1000人(男性628人、女性372人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年3月30日~31日
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