経産省/第1回「新たなコンビニのあり方検討会」開催
2019年06月28日 17:00 / 行政
経済産業省は6月28日、都内で第1回「新たなコンビニのあり方検討会」を開催した。
全国津々浦々に存在するコンビニは、生活密着型の商品・サービスの提供に加え防犯活動や災害対応など、地域社会において多様な役割を期待される存在となっている。
一方で、1店舗当たりの来客数が減少し、オーナーの高齢化や人手不足が深刻化するなど、コンビニの成長を支えてきた環境は大きく変化しており、持続可能性の観点から、コンビニのあり方の再検討が求められている。
コンビニが社会的期待に応えつつ持続可能な成長を実現するために、今日的課題と今後の方向性を検討する「新たなコンビニのあり方検討会」を開催するという。
また、実態把握の観点から、並行してコンビニオーナーヒアリングや本部ヒアリング、従業員、コンビニユーザーへの調査を実施する。
新たなコンビニのあり方検討会を発足した世耕弘成大臣は、大阪で開催されるG20サミットのため、ビデオレターで、冒頭であいさつした。
世耕大臣は、店舗の飽和状態などコンビニを取り巻く課題を指摘した上で、「今後、コンビニ各社が取りまとめた自主行動計画もフォローアップしていく。検討会は公開し、国民各層の関心にこたえる。さまざまな分野の専門家の知見を集め、日本が世界に誇るコンビニシステムの未来の姿を描いていきたい」と述べた。
■新たなコンビニのあり方検討会
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/new_cvs/index.html
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