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イオンモール/新型コロナ対策で「換気強化」給気風量をアップ

2020年06月30日 17:00 / 経営

イオンは6月30日、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、イオンモールの換気を強化すると発表した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業再開における感染拡大防止対策の取り組みとして、全ての出入口を開放し換気していた。今回、イオンモールでは、出入口のドアを通常に戻した上で、館内環境を機械的に維持コントロールすることで換気強化を図る方法に変更した。

<換気を強化>
換気強化

現在イオンモールでは、館内のエアーバランスを正圧とし、「給気風量>排気風量」にすることで出入口からの外気の流入を抑制。フィルターを搭載している外調機できれいな空気を館内に供給することに加え、外調機(給気風量)のインバーター制御(風量制御)で、館内のエアーバランス正圧を維持しながら風量を抑え、省エネ運転を実施している。

今回の取り組みは、館内の給気風量をアップ、給気をしている外調機のインバーターを制御し、給気風量をアップさせることで、さらなる館内換気の強化を図るもの。

イオンでは、「ビル管理法における空気環境の基準」を満たすことはもちろん、「厚生労働省が推奨している必要換気量(一人あたり毎時30m2)」を来館カウントシステムと連携することで、顧客への密閉・密室の見える化を実施、安全・安心な空間を提供していく。

<外調機のインバーター制御を全開にして給気量をアップ>
外調機のインバーター制御を全開にして給気量をアップ

■換気強化の説明ムービー
https://www.aeon.jp/sc/lp/keep_distance/

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