ローソンは7月26日、物流センターにある、賞味期限は残っているが店舗への納品期限を迎えた商品などの余剰食品を、東京都品川区で支援を必要する世帯などに届ける「こども宅食」を開始した。
<寄贈する商品の梱包(こんぽう)イメージと、社員によるピッキング作業の様子>
取り組みは、7月19日にローソンと品川区が締結した「子どもの食の支援に関する合意書」に基づき行うもの。荷受けからピッキング、梱包作業までの全ての工程を、ローソンが主体となり、同社の社員が行う。
活動では、菓子、即席麺、缶詰、調味料などの賞味期限が長い余剰食品を始めとするローソンのPBのほか、タオル、折りたたみ傘などの日用品、品川区が提供するアルファ化米などの約1万個を、東京都品川区の「しあわせ食卓事業」と「子ども食堂ネットワーク」を通じて、品川区内の425世帯に送る。
ローソンは、SDGs(持続的な開発目標)の「食品ロス削減・子どもの貧困などの社会的課題解決への寄与」を目的に実施する。同社は、これまでにも文京区こども宅食、こども宅食応援団、社団法人全国フードバンク推進協議会などを通じ余剰食品の寄付を行っている。
今後は、品川区と連携を強化するとともに、定期的に自らが主体となり取り組みを実施していくとしている。
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