マックスバリュ東海/3~8月は冷食など成長カテゴリー強化で増収増益
2023年10月11日 17:57 / 決算
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マックスバリュ東海が10月11日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、営業収益1815億3700万円(前年同期比4.6%増)、営業利益57億8200万円(26.5%増)、経常利益57億7700万円(26.1%増)、親会社に帰属する当期利益36億4100万円(23.8%増)となった。
国内事業では、全店売上高の前年同期比は4.8%増、既存店売上高では3.8%増。
デリカ商品の拡充や、冷凍食品の品ぞろえ拡大に向けた冷凍ケース入替を32店舗で実施したほか、フランスの冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」の商品を名古屋市内の2店舗に導入するなど、成長カテゴリー商品の販売強化に取り組んだ。
値上げに伴う節約志向の高まりに対しては、火水曜市や感謝デーといった得意日の販促強化とともに、低価格・高品質な商品の提供に努める「トップバリュ」の展開を強化したほか、食べきり・使いきりに適した小容量商品の品ぞろえを拡充。イオンのトータルアプリ「iAEON」の値引きクーポン配信など、デジタル販促を活用したお買い得情報の提供を進めるなど、消費動向の変化への対応を継続している。
店舗展開については、4月の2店舗開設に加え、7月に「マックスバリュエクスプレス小山須走店」(静岡県駿東郡)、「マックスバリュ浜松助信店」(浜松市中区)を新規開設。このうちマックスバリュ浜松助信店は既存店舗の建て替えにより開設したもので、ネットスーパーやミスタードーナツショップを併設するなど、生活利便性の向上に努めている。
このほか、既存店舗の競争力を高めるため、計4店舗での改装を実施。レジ精算の利便性向上・レジ関連業務の削減に向けて、キャッシュレスセルフレジを50店舗で導入し、導入店舗数は計201店舗まで拡大した。
顧客接点の創出については、「Uber Eats」を利用した商品配達サービスの拠点として、愛知県・静岡県に加え、新たに岐阜県・神奈川県を含めた22拠点を開設し、総計43拠点まで拡大。2022年に静岡県で運行を開始した移動スーパーは、新たに三重県での運行を始めるなど、総計9台が運行している。
通期は、営業収益3600億円(2.5%増)、営業利益106億円(2.9%増)、経常利益105億円(2.1%増)、親会社に帰属する当期利益57億円(7.6%減)を見込んでいる。
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