マミーマート×キリンほか/ベルマーク約22万点収集、障がい者学校4校に寄贈
2024年07月09日 14:43 / 経営
マミーマートとキリンビバレッジは7月9日、両社と協賛メーカー6社の共同企画で収集したベルマークの寄贈式を行った。
マミーマートとキリンビバレッジ 首都圏統括本部、協賛メーカー6社(キユーピー、日清食品、湖池屋、森永製菓、明治、ブルボン)は2023年8月1日~9月29日、「マミーマート」「生鮮市場TOP」「マミープラス」全店で「ベルマーク商品をさがして当てよう!お店でワクワク ベル探し!キャンペーン」を実施した。
この期間で集まったベルマーク22万1570.8点を、ベルマーク教育助成財団を通じて、マミーマートが出店しているエリア(東京都・千葉県・埼玉県・栃木県)に位置する障がい者学校計4校(特別支援学校、盲学校、ろう学校)に寄贈。寄贈先は、CGCグループによる寄付企画「全国児童画コンクール」でつながりのあった学校を中心に選定している。
マミーマートの岩崎裕文 社長は「我々は『Enjoy life!』というグループコンセプトを持ち、お客様や地域など、関わる全ての方たちに充実した人生を送ってもらいたいと考えている。これからはSDGsなども含めて、企業が社会に必要とされるということが非常に重要なテーマだと思う。
今回の企画では、障がい者学校にベルマークを寄贈した。普通の学校では元々ベルマーク収集が行われているが、盲学校や、ろう学校では、ベルマークをなかなか集めづらいという話を聞いている。
ベルマークが22万点以上も集まり、これだけ多くの会社が集まると、それだけ力を出せるのだなと実感した次第だ。次のベルマーク運動はまだ具体的に決まっているわけではないが、それこそ10社以上で今回以上の成果を出せたらと思う。今後も取り組んでいきたい」と語った。
2022年にもマミーマートとキリンビバレッジの2社共同でベルマーク収集を行っていたが、当時集まったベルマークは1万6000点のみ。より規模を広げるため、2023年度は本格的にキャンペーンを開催。マミーマートの売場でポップを展開し、キリンビバレッジ主体の呼びかけで協賛メーカーを募ったという。
なお、2023年度の企画は、店頭に設置した専用応募はがき、または市販はがきに必要事項を記入して送るというもの。景品には、対象メーカー7社の商品のベルマーク30枚を集めると「Nintendo Switch」が抽選5名に当たるAコースと、ベルマーク2枚を集めると「CGCグループ共通商品券1000円分」が抽選100名に当たるBコースを用意した。
キリンビバレッジの中尾浩之 首都圏第一支社長は「7社も集まってキャンペーンを開催できることは、なかなかまれなこと。結果、多くのお客様にご応募いただいて、予想を大幅に上回った。今までにない規模で実施できたことも大きな要因で、大成功だったと思う。次回開催は未定だが、10社以上で新たにこのキャンペーンを実施したい」と述べた。
取材・執筆 古川勝平
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