オークワ 決算／3～11月当期損失1億1400万円、人件費・光熱費増が響く
2025年01月03日 11:04 ／ 決算
オークワが2024年12月27日に発表した2025年2月期第3四半期決算によると、営業収益1837億2700万円（前年同期比0.6％増）、営業利益1億2700万円（89.3％減）、経常利益1億9800万円（85.0％減）、親会社に帰属する当期損失1億1400万円（前期は6億6200万円の利益）となった。
営業収益は微増したものの、利益面では人件費（3.2％増）、水道光熱費（6.2％増）の増加で、各利益段階で減益を計上した。
店舗は、「スーパーセンター知多店」（愛知県知多市）、「西大和店」（奈良県北葛城郡河合町）をそれぞれ2024年7月にオープン。11月末でスーパーマーケット業態は計153店舗となった。
9月には、同社初のデリカ＆ベーカリー専門店「ANDDELICA谷町店」（大阪市中央区）を出店している。
連結子会社の外食のオークフーズは、客数の回復、人員不足の解消などにより、増収増益。農産物の加工・配送を担うサンライズは、配送収入の増加により増収となったものの、諸経費が増え、減益となっている。
通期は、営業収益2540億円（2.7％増）、営業利益24億5000万円（15.2％減）、経常利益25億円（19.3％減）、親会社に帰属する当期利益5億5000万円（45.0％減）を見込んでいる。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。
