イオン/3月はイオンリテール既存店2.9%増、新生活用品や春のセール好調

2025年04月10日 17:11 / 月次

イオンが発表した3月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール2.9%増、イオン北海道2.3%増、イオン九州4.5%増となった。

スーパーマーケットでは、マックスバリュ東海2.6%増、フジ3.7%増だった。

CVSのミニストップは3.2%増、専門店ではキャンドゥ0.4%増、コックス6.2%減、ジーフット7.9%減となっている。

<主な連結各社の3月売上高前期比伸び率一覧>

業態 社名 前年同期比
全店 既存店
GMS イオンリテール 3.3%増 2.9%増
イオン北海道 10.0%増 2.3%増
イオン九州 3.6%増 4.5%増
SM マックスバリュ東海 4.0%増 2.6%増
フジ 3.0%増 3.7%増
CVS
専門店
ミニストップ 2.8%増 3.2%増
キャンドゥ 3.1%増 0.4%増
コックス 5.4%減 6.2%減
ジーフット 9.8%減 7.9%減

3月は、物価高により、商品の価格改定が昨年より頻繁に行われ、暮らしへの負担が増す中で、卒業・入学式用のお出かけファッションや新生活に向けた準備用品の拡充などに取り組んだ。

トップバリュでは、時短料理のニーズに対応。後片付けを気にせず、レンジで加熱するだけでフライパンで調理したような焼き目がつく「レンジで焼きたて 餃子」や「レンジでおいしいひもの」などを発売している。

総合小売事業のイオンリテールでは、春の大型セール「イオン 超!春トク祭り」において、パン、総菜の増量企画やステーキ肉やサーモンなどハレの日のごちそうメニューを提供。新入学・新生活、春のお出かけ需要に対応する雑貨・ファッション等の商品を提案した。

部門別では、グロサリー、デイリー、リカー、農産、畜産が好調に推移。食品売上高は既存店の前年実績を31カ月連続で上回った。ヘルス&ビューティケアでは、花粉症関連の医薬品、調剤薬が好調。既存店売上高が前年を上回った。3月末には、イオンストアーズ香港のイオンスタイル康怡(Kornhil)に、イオンオリジナルのファッションブランド「ESSEME」を海外に初出店している。

フジでは、「新生フジ1周年誕生祭」を開催し、総菜や弁当、加工食品などの記念商品を展開。マックスバリュ東海は、アプリクーポンなどのデジタル販促が客数増に寄与し、既存店売上高が5カ月連続で前年を上回った。

サービス・専門店事業のコックスでは、寒暖の差が激しく春物や初夏物商品の販売は伸び悩んだが、気温の上昇に伴いインナーやボトムの需要が増加している。

イオン/1月は、正月企画・トップバリュ好調でイオンリテール既存店2.0%増

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