サンエー 決算/3~5月増収減益、既存店を活性化
2025年07月04日 15:49 / 決算
サンエーが7月4日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、営業収益590億5700万円(前年同期比2.4%増)、営業利益41億100万円(0.8%減)、経常利益43億3700万円(0.9%増)、親会社に帰属する当期利益29億2200万円(5.5%増)となった。
小売り事業の営業収益は568億2200万円(2.3%増)、セグメント利益は35億9500万円(3.5%減)。
3~4月は平均気温が昨年より低く季節商材の売れ行きが厳しかったものの、5月は気温が上昇したことから既存店売り上げが堅調に推移した。
4月に「V21食品館我如古店」(沖縄県宜野湾市)をリニューアルした。6月には「石垣シティ」(沖縄県石垣市)を建て替えし新館をオープンするなど、既存店の活性化を進めている。
商品面では、独自性商品(「くらしモア」「ローソンオリジナル」「成城石井」など)を強化している。
食品館で電子棚札を20店舗、フルセルフレジを24店舗へ導入の予定だ。
コンビニエンスストア事業の営業収益は22億4200万円(6.0%増)、セグメント利益は5億500万円(23.4%増)。
FC店舗を2店舗開店。既存店も好調だった。
通期は、営業収益2478億7600万円(4.5%増)、営業利益172億2700万円(1.8%増)、経常利益177億9600万円(1.9%増)、親会社に帰属する当期利益110億500万円(4.0%減)を見込んでいる。
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