ZOZO 決算/4~9月増収増益、商品取扱高は計画を下回るも過去最高に
2025年10月31日 17:55 / 決算
ZOZOが10月31日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1052億4900万円(前年同期比6.5%増)、営業利益310億7400万円(2.0%増)、経常利益308億2600万円(1.0%増)、親会社に帰属する当期利益210億600万円(0.6%減)となった。
商品取扱高は3124億7300万円(11.9%増)となった。気温の高止まりによる需要の低下を受け計画を下回ったものの、第2四半期における過去最高実績となった。
セールイベント「ZOZOWEEK」の実施期間(5月15~25日の11日間)や夏の本セール期間(6月25日~8月31日)にはテレビCMの放送・WEB広告の投下により集客を強化、「ZOZOTOWN」の販売力最大化に取り組んだ。
第2四半期終了時点の「ZOZOTOWN」の年間購入者数は1252万人で、前四半期から16万人増えた。第2四半期はウェブ広告と各種施策により新規会員獲得は好調に進んだ。休眠顧客の掘り起こしも成果が出ている。
また、平均商品単価は3584円(1.2%減)で、平均出荷単価は8183円(0.2%減)となった。
多様化するユーザーニーズに対応できるよう幅広いジャンルの新規ブランドの出店を推進。前四半期から5ショップ増え、出店店舗数は1686店舗となった。コスメカテゴリー強化で「ZOZOCOSME」に注力した。
11月6日には「ZOZOTOWN」内に韓国を代表するファッションプラットフォーム「MUSIN」がオープンする予定。
付加価値提供として、ファッション関連データを活用した独自のAIエージェントの開発を進めており、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」に新機能「着回し提案」を導入した。
海外展開では4月18日付でファッションショッピングプラットフォーム「Lyst」を運営するLYST社の全株式を取得して完全子会社化した。
通期は、売上高2315億円(8.6%増)、営業利益692億円(6.9%増)、経常利益691億円(6.5%増)、親会社に帰属する当期利益478億円(5.4%増)を見込んでいる。
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