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ローソン/フィリピン有力企業と提携、2023年度500店舗体制へ

2019年10月11日 14:10 / 海外

ローソンは10月11日、フィリピンにおける有力企業グループAyala(アヤラ)グループ傘下で、物流、インフラストラクチャー事業などを展開するAC Infrastructure Holdings Corporationと業務提携すると発表した。

<フィリピンのローソン店舗外観イメージ>
フィリピンのローソン店舗外観イメージ

ローソンは、2015年3月に、フィリピンのマニラ市内に1号店をオープンし、現在は、55店舗(2019年9月末時点)を展開している。今後、ローソンの100%子会社であるLawson Philippines, Inc.を通じ、ローソンのコンビニ運営ノウハウとAC Infraのインフラストラクチャー、物流事業などにおける知見を活かし、2023年度までに500店舗規模に拡大する。

また、Ayalaグループが展開するeコマース事業において、同社の物流機能を活用したローソン店舗での商品受け取りや、店舗を拠点とした商品の発送サービスの展開も検討していく。

Ayalaグループは、フィリピンにおいて、大きなマーケットシェアを占める不動産業Ayala Land, Inc.を筆頭に、銀行、通信、上下水道、エネルギー事業など、各業界において影響力のあるカンパニーを傘下におく有力企業グループ。AC Infraの親会社であるAyala Corporationの2018年連結売上高は2749億ペソとなる。

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