楽天/特別損失243億円を計上
2017年02月13日 20:20 / 決算
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楽天は2月13日、2016年12月期第4四半期の連結決算と個別決算で、それぞれ減損損失と関係会社株式評価損を計上したと発表した。
連結では、VIKIのれん等減損214億3400万円、その他の減損29億1000万円、合計243億4400万円を計上した。個別では、関係会社株式評価損として64億8800万円を計上した。
国際会計基準(IFRS)に基づく減損テストを実施し、現在の事業環境を踏まえて将来の回収可能性を検討した結果、買収時に発生したのれん等の減損損失を計上した。
具体的には、連結子会社のVIKI(米国)においては、取り巻く市場環境の変化や競合の動向により、当初策定した計画に対して遅れがあったことが原因となった。
VIKIは、グローバルなコミュニティを中核としたビジネスであり、引き続きデジタルコンテンツ事業の中でも重要な位置づけとされており、今後も持続的な成長を目指す。
その他の減損については、アジアやEU事業の戦略的な見直し等を踏まえ、保有する資産の簿価を全額回収する事は困難と判断し、一部資産について減損損失を計上した。
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