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丸善CHI/2~7月は、店舗・ネット販売事業が黒字化

2017年09月14日 17:50 / 決算

丸善CHIホールディングスが9月14日に発表した2018年1月期第2四半期決算は、売上高924億900万円(前年同期比0.3%増)、営業利益18億700万円(11.8%減)、経常利益17億7500万円(14.5%減)、当期利益13億2100万円(14.4%減)となった。

店舗・ネット販売事業の売上高は377億1700万円(3.4%増)と増収となった。販管費の削減に努めた結果、営業利益は6000万円(前期は1億9300万円の営業損失)と増益となった。

月に既存の「大分店」を閉店し、4月に場所を移し新たな「大分店」を開店した。10月にリニューアル開店予定の「秋田店」を2月に一時休店した結果、7月末時点で90店となった。

依然厳しい市場環境が継続する中、数年来取組んできたスクラップアンドビルドの成果と店舗の複合化、多角化等集客力の向上に注力したこと、さらにフランチャイズ店などへの卸売上が増加した。

文教市場販売事業の売上高は342億1000万円(1.7%減)と減収となった。しかし、原価改善に努めた結果、営業利益は21億600万円(0.4%増)と前年並みを確保した。

公共図書館向け書籍販売は堅調に推移したが、大学向け書籍販売と教育・研究施設、図書館などの設計・施工案件の完工が減少した。

通期は、売上高1800億円、営業利益22億5000万円、経常利益20億円、当期利益9億円の見通し。

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