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メディパルHD/4~12月、物流基盤強化し増収増益

2019年01月30日 11:00 / 決算

メディパルホールディングスが1月30日が発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高2兆4227億4200万円(前年同期比1.3%増)、営業利益402億8700万円(17.8%増)、経常利益506億2600万円(14.8%増)、純利益272億7000万円(1.7%減)となった。

医療用医薬品等卸売事業は、2018年4月1日に実施された薬価引き下げや後発医薬品の使用促進の影響があったものの、抗がん剤やC型肝炎治療薬などの新薬が伸長したことにより、前年並みで推移した。

物流基盤の強化は、高品質・高機能かつ災害対策を施したALC(Area Logistics Center)、FLC(Front Logistics Center)の全国展開を進めている。

2018年11月、子会社アトル(福岡市東区)において「南九州ALC」(鹿児島県霧島市)が、新たに稼働した。

売上高は1兆5950億2600万円(0.7%減)、営業利益は182億2500万円(32.0%増)。

化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業は、2018年8月に労働人口の減少を見据えた飛躍的な生産性向上と信越エリアの出荷能力増強を目的とした、大型物流センター「 RDC(Regional Distribution Center)RDC新潟」(新潟県見附市)を稼働した。

首都圏での次世代物流展開と出荷能力増強を目的とした「(仮称)RDC杉戸」(埼玉県北葛飾郡/2020年稼働予定)の建設を進めている。

売上高は7795億9100万円(5.6%増)、営業利益は204億6400万円(8.8%増)となった。

2019年3月期通期の連結決算は売上高3兆1660億円(前期比0.6%増)、営業利益470億円(6.2%増)、経常利益610億円(6.4%増)、純利益323億円(7.1%減)を予想している。

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