フジ/3~5月、生鮮食品強化し増収増益
2019年07月09日 11:20 / 決算
フジが7月8日に発表した2020年2月期第1四半期決算によると、営業収益784億7800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益20億2000万円(26.4%増)、経常利益22億4600万円(20.1%増)、親会社に帰属する当期利益14億7900万円(30.2%増)となった。
スーパーマーケット事業は、生鮮食品部門の差別化に注力しており、コールドチェーンの整備、センター機能の拡張を行っている。3月は精肉部門で2拠点目となるプロセスセンターを稼動させた。
四国地区向けの生鮮物流の効率化と品質向上を目的に、4月「フジ四国生鮮センター」を移転新築。7月には鮮魚部門のプロセスセンターの新設を予定している。
商品面では、5月に購入頻度の高い一般食品・日用品において新たに200品目の値下げを実施し、昨年度値下げした1000品目と合わせ、対象商品は合計1200品目となった。
店舗は、6月にフジ北条店(愛媛県松山市)をスクラップ・アンド・ビルドした。広島県呉市でスーパーマーケットを展開していた三和ストアーから譲り受けた3店舗を、5月にピュアークック吉浦店、ピュアークック長ノ木店、ピュアークック中通店としてオープン。
既存店の活性化策として、3月にフジ・ZY高岡店(愛媛県松山市)をディスカウント業態からスーパーマーケット業態に変更し、フジ高岡店としてリニューアルオープンしたほか、フジグラン四万十(高知県四万十市)の改装を実施した。
通期は、営業収益3155億円(前期比1.0%増)、営業利益84億円(17.2%増)、経常利益100億円(15.8%増)、親会社に帰属する当期利益60億円(17.3%減)を見込んでいる。
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