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ローソン/3~5月、リモートワーク・外出自粛で減収減益

2020年07月09日 14:30 / 決算

ローソンが7月9日に発表した2021年2月期第1四半期決算によると、営業総収入1553億6000万円(前年同期比13.1%減)、営業利益26億2300万円(81.6%減)、経常利益12億800万円(91.0%減)、親会社に帰属する当期損失41億8500万円(前期は71億8400万円の利益)となった。

新型コロナウイルス感染症拡大によるリモートワークの広がりや外出機会の減少などで、「ローソン」における客数・売上は大きく減少した。一方で「ローソンストア100」は、生活防衛意識やスーパーマーケット代替としての需要の高まりにより、売上が増加した。

店舗における新型コロナウイルス感染防止策として、お客と店舗従業員の安全を第一に、レジカウンターへのビニールシート設置、ソーシャルディスタンスの確保、来店時間の分散、従業員の手洗い・うがいの励行、アルコール消毒の徹底やマスクの着用などに取り組んだ。

営業面では、すべてのお客から推奨されるローソンを目指し、「圧倒的な美味しさ」「人への優しさ」「地球(マチ)への優しさ」の3つの約束を実現するための施策を実行した。

ローソンならではのおいしくかつ健康を意識した商品を開発することで、商品力を一層強化することに加えて、店舗における心のこもった接客の徹底、食品ロスやプラスチック使用量、CO2排出量の削減といった地球環境に配慮した取り組みを進めた。3月1日付で完全子会社であるローソン山陰を吸収合併した。

第1四半期における「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数は129店舗、閉店数は104店となり、5月末日現在の国内総店舗数は1万4469店となった。

通期は、営業総収入6700億円(8.2%減)、営業利益350億円(44.4%減)、経常利益300億円(46.8%減)、親会社に帰属する当期利益50億円(75.1%減)を見込んでいる。

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