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三菱食品/3月期はコロナ禍で減収も販管費削減で増益確保

2021年05月28日決算

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三菱食品が発表した2021年3月期決算によると、売上高2兆5776億2500万円(前年同期比2.9%減)、営業利益156億2100万円(1.6%増)、経常利益169億1200万円(1.4%増)、親会社に帰属する当期利益110億7700万円(2.9%減)となった。

5月28日に開催した決算説明会によると、売上高は、コロナ禍による外出自粛や飲食店などへの時短要請の影響などにより、減収となった。一方で、営業利益・経常利益は、売上高減少による売上総利益の減少を、物流コストを含む販管費の削減などがカバーしたことにより、増益を確保した。

グループは、「ウィズコロナ」の環境に適応し「アフターコロナ」の時代を見据えた事業構造への進化を進めるべく、在宅勤務・モバイルワークをはじめとした働き方の見直しと、デジタル技術を活用した効率化や新たな付加価値の提供を進めた。また、基盤である卸事業の生産性向上と、新たな事業領域の拡大を推進し、食の安定供給という使命を果たした。

加工食品事業の売上高は8057億8900万円(0.1%増)、営業利益は36億8000万円(33.4%増)となった。売上高は、スーパーマーケット、ディスカウントストアなどとの取引が伸長したことや、家庭内食品需要の高まりにより調味料、嗜好品などが好調であったことから増加した。利益面は、物流コストを含む販管費の改善などにより前年同期を上回った。

低温食品事業の売上高は9563億円(7.8%減)、営業利益は72億3200万円(6.4%増)だった。売上高は、コンビニエンスストア、外食業態を中心としたチルドや業務用商材の落ち込みに加え、取引の見直しなどにより減少した。利益面は、売上高減少により売上総利益は減少したものの、物流コストの改善などにより前年同期を超えた。

酒類事業の売上高は4858億8100万円(1.5%減)、営業利益は39億1300万円(23.4%増)となった。売上高は、スーパーマーケットなどとの取引が伸長したものの、卸売などを中心とした業務用商材の落ち込みにより減少した。利益面は、家庭用商材が好調に推移したことに加え、販管費の削減などにより前年同期を上回った。

菓子事業の売上高は3093億3600万円(2.3%減)、営業利益は25億5300万円(29.9%減)だった。売上高は、コンビニエンスストアのオフィス需要やインバウンド需要の落ち込みなどにより減少した。利益面は、売上高減少による売上総利益の減少などにより前年同期を下回った。

次期は、売上高2兆300億円、営業利益167億円、経常利益180億円、親会社に帰属する当期利益117億円を見込んでいる。

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