アインHD/4月期はファーマシー事業好調で営業利益38.5%増
2022年06月09日 10:00 / 決算
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アインホールディングスが6月3日に発表した2022年4月期決算によると、売上高3162億4700万円(前年同期比6.4%増)、営業利益151億3900万円(38.5%増)、経常利益160億4100万円(26.8%増)、親会社に帰属する当期利益70億9200万円(5.9%増)となった。
ファーマシー事業の売上高は、2831億1100万円(7.6%増)、セグメント利益は250億8200万円(19.7%増)だった。同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計49店舗を出店し、10店舗の閉店、5店舗の事業譲渡により、グループにおける薬局総数は1099店舗となった。新型コロナウイルス感染症の影響が続いているが、処方せん枚数は回復傾向にあること、また前期出店店舗の売上が順調に推移したことから、増収増益を確保した。
コスメ&ドラッグストア事業の売上高は、205億5800万円(5.9%増)、セグメント損失は17億6400万円(前期は19億9900万円の損失)だった。同期間の出店状況は、12店舗を出店し、3店舗を閉店したことで、コスメ&ドラッグストア総数は78店舗となった。
新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい市場環境が続いている。グループでは、引き続き商品力を強化することで魅力的な売場づくりに取り組むとともに、確実に収益が見込める立地への出店とコスト適正化を進めた。2022年3月には、福岡エリア3店舗目となる「アインズ&トルペ 福岡天神西通り店」、4月には同エリア4店舗目となる「アインズ&トルペ ららぽーと福岡店」をオープンした。福岡天神西通り店は、地域の旗艦店として順調に推移するとともに、福岡エリアにおける知名度向上に寄与した。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、セグメント損失となった。
次期は、売上高3630億円(14.8%増)、営業利益200億円(32.1%増)、経常利益205億円(27.8%増)、親会社に帰属する当期利益110億円(55.1%増)を見込んでいる。
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