ベルーナ/4~6月、アパレル・雑貨通販・化粧品通販苦戦で減収減益
2023年08月02日 10:40 / 決算
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ベルーナが7月31日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高518億4200万円(前年同期比3.0%減)、営業利益11億5600万円(34.0%減)、経常利益18億5900万円(24.1%減)、親会社に帰属する当期利益13億8500万円(0.2%増)となった。
アパレル・雑貨通販事業は、原材料や資材の価格高騰を受け、商品価格の見直しや紙媒体における発行量の抑制をした。商品価格の見直しにより受注単価は上昇したもののレスポンスは鈍化傾向となった。また、紙媒体の発行量を抑制したため新規顧客の獲得が減少し、稼働顧客数も減少傾向となった。この結果、売上高は219億1100万円(17.5%減)となり、セグメント利益は2億7800万円(66.0%減)だった。市場動向を踏まえた価格設定を意識し競争力は確保するものの、引き続き売上の拡大ではなく収益性を重視した事業運営を行う。
化粧品通販事業は、国内の新規顧客獲得強化のため積極的に広告宣伝費を投下した結果、大幅な減益となった。一方で計画通りに新規顧客の獲得が進んだため増収となった。通期は、獲得した顧客の収益化により増益での着地を見込んでいる。健康食品通販事業は、インフォマーシャルを中心に新規顧客獲得の強化を図ったが減収となり、一方で獲得効率が改善し増益だった。この結果、売上高は37億6400万円(3.7%増)となり、セグメント損失は4100万円(前期は2億7300万円のセグメント利益)だった。
通期は、売上高2190億円(3.1%増)、営業利益140億円(24.8%増)、経常利益147億円(18.0%増)、親会社に帰属する当期利益94億円(26.7%増)を見込んでいる。
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