カワチ薬品 決算/4~6月営業利益8.5%減、新紙幣対応のレジ改修でコスト増
2024年07月29日 16:13 / 決算
カワチ薬品が7月26日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高713億3600万円(前年同期比1.1%増)、営業利益16億500万円(8.5%減)、経常利益18億2000万円(10.6%減)、親会社に帰属する当期利益11億8000万円(10.1%減)となった。
専門性強化策として調剤併設型店舗の新規出店を進めるとともに、値上げが相次ぐ中、相対的優位性を保つべく物流を生かした一括仕入れを行い、まとめ買いの促進や価格の見直しに注力。カウンセリング販売に注力し、固定客化を進めた。
しかし、新紙幣対応のためのレジ改修、水道光熱費の増加などからコスト増で、減益を計上している。
店舗は、既存地区である、福島県、茨城県に各1店舗、計2店舗を出店し、同新店に調剤薬局を各1件、計2件併設した。岩手県の1店舗を閉店した。6月末の店舗数は、計376店舗(内、調剤併設153店舗)となっている。
通期は、売上高2920億円(2.1%増)、営業利益80億円(5.2%増)、経常利益90億円(4.5%増)、親会社に帰属する当期利益57億円(20.9%増)を見込んでいる。
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