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サントリー/1~9月期は利益が7倍

2013年11月11日 / 決算

サントリーホールディングスが11月7日に発表した2013年12月期第3四半期(1~9月)連結業績で、売上高は1兆5041億8300万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は894億2200万円(17.3%増)、経常利益は848億5500万円(17.9%増)、純利益は1836億2600万円(約7倍)となった。

サントリー酒類が手がけるビール事業は、販売数量が3.1%伸びて過去最高となった。「ザ・プレミアム・モルツ」は5.5%増、新ジャンルでは「金麦」が5.3%増加したほか、「金麦 糖質70%オフ」が47.3%増となった。

缶チューハイなどのRTD分野は、販売数量が10%増。4月に発売した「-196℃ ストロングゼロ DRY」が24%増と好調で、年間販売計画を上方修正した。

サントリーワインインターナショナルのワイン事業は、販売数量が8%増となった。国産ぶどう100%ワインの“日本ワイン”が24%増となったほか、「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」が49%増と、引き続き堅調だった。

サントリー(中国)ホールディングス有限公司は62%増収。

飲料・食品を扱う子会社のサントリー食品インターナショナルは12.2%増収。

国内の売上高は1兆1268億円(3.3%増)、海外売上高は3774億円(33.9%増)となった。

利益面では、サントリー食品インターナショナルの上場に伴う特別利益が純利益を大きく押し上げた。

通期予想は据え置いた。売上高は2兆200億円(前期比9.1%増)、営業利益は1260億円(16.9%増)、経常利益は1220億円(18.4%増)、純利益は1990億円(約5.4倍)になると見込んでいる。

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