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三城/計画的退店相次ぎ減収、売上高6.1%減

2008年11月14日 / 決算

眼鏡販売店のパリミキなどを運営する三城が11月13日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は317億1800万円(前期比6.1%減)、営業利益9億3800万円(72.7%減)、経常利益10億8000万円(71.7%減)、当期利益2億7500万円(87.0%減)と大幅な減益を記録した。

同期は、まず国内で閉店店舗の優先順位をつけ、計画的に28店舗を閉鎖した。新規出店は、売上拡大が見込めるエリアや新設ショッピングセンターを中心に、16店舗を出店。年内に閉店60店舗、出店30店舗の店舗整理を行う。

海外事業では、オーストラリア法人が売上増となったが、コスト高で結局減益に終わった。スイス法人は投資有価証券評価損を計上し減益となり、このほど全株式譲渡を決定した。韓国法人は増収増益となった。

通期は厳しい事業環境だが、予測値の修正はない。通期の予測売上高は633億7200万円(0.8%減)、営業利益26億9200万円(30.6%減)、経常利益28億3700万円(37.0%減)、当期利益11億100万円(42.2%減)を見込む。

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