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かっぱ寿司/3~11月は売上高15.9%減、営業利益4億6900万円

2015年01月13日 / 決算

カッパ・クリエイトホールディングスが1月13日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高607億700万円(15.9%減)、営業利益4億6900万円(前期は6億2800万円の営業損失)、経常利益6億2700万円(6億1000万円の経常損失)、当期損失15億7200万円(44億4200万円の当期損失)となった。

回転寿司事業は、3月以降から顧客満足を高めるべく、商品アイテムの見直しと品質向上をスピード感をもってすすめた。商品アイテムでは、炙り寿司やロール寿司など約40品目をあらたに導入し、「極み特選一品」といった、194円(税込)商品の充実も図った。

常に最良のものを提供できるように、売れ筋商品のまぐろなどを鮮度向上のため、自社工場加工から店内加工に切り替えた。舎利は、炊飯から酢合わせまでの店舗オペレーションを改善し、「おいしい舎利」にこだわった。

これらの施策は、「かっぱの改新」と題して店舗やホームページ等で告知をおこない、安全でおいしい品質重視の商品ブランドを再構築する。3店を出店する一方、6店を閉鎖した結果、総店舗数は339店となった。

海外では、韓国で回転寿司店舗を7店を運営。2013年9月の放射能汚染を理由とした日本水産物の輸入禁止の実施による風評被害の影響が想像以上に長引き、既存店売上高の早期回復を目指しているが、依然厳しい状況が続いた。

通期は、売上高866億円、営業利益8億3000万円、経常利益10億3000万円、当期損失12億3000万円の見通し。

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