キユーピー/即食惣菜、簡便メニューに対応した野菜・卵商品を充実
2017年12月13日 14:56 / 商品
キユーピーは12月13日、料飲店、スーパーなどの即食惣菜、簡便メニュー需要に対応した野菜・卵商品をそろえ、2018年春の業務用新商品発表会を開催した。
2018年春の開発テーマは、「野菜・卵の摂取機会の創出」。フードサービス(業務用)では、料飲店、給食、ベーカリー、惣菜、コンビニエンスストアに調味料、加工食品などを提供しているが、外食・中食業界は、人手不足や調理技術の低下に悩まされている。同社も野菜や卵をしっかり摂取でき、そういった業界の悩みに対応した商品をラインアップした。
一つで、サラダ、魚・肉料理にも使えるドレッシング・ソースなど、調理時間が短縮できる上に、手の込んだ味を出せ、メニュー価値を高められる商品をそろえた。新商品20、リニューアル品2の合計22品を2月14日に発売する。
新商品「野菜のヴルーテソース たまねぎ・マッシュルーム・赤パプリカ」は、ソースの50%以上に野菜を使い、フランス料理のクラシックなソースを現代風に軽やかに仕上げた。野菜を野菜でおいしく食べられることをテーマに、うま味調味料を使わず、深みのある味を目指した。
2倍に伸ばすとちょうどよい味付けにしてあり、水や牛乳で伸ばしスープにしたり、さらに野菜などを加えソースにアレンジしたりと、本格的な味わいながら汎用性の高いソースとなっている。
鮮やかな色合いの「赤パプリカ」は、白い皿に映え、線描きもできるため、フォトジェニックな一皿に仕上がる。ぽろねぎの風味がきいた「たまねぎ」、マッシュルームにポルチーニ茸も加えた「マッシュルーム」もラインアップした。
内容量は500g/10袋(冷凍)、オープン価格。
「具沢山ドレッシング オニオン・和風」は、具材感があり、かけるだけでなく、トッピングもできるドレッシングとして開発。
「オニオン」はきざみ玉ねぎのシャキシャキ食感が楽しめ、すりおろし玉ねぎを加えることで酸味と旨味のバランスをとった。「和風」は、きざみ玉ねぎの食感とごま、長ネギ、生姜などを加えた、どの料理にも合わせやすい味だという。
ひと手間かけ、アレンジすることもでき、手作り感のあるソースも作れる。
内容量は1000ml/9本(常温)、オープン価格。
その他、殻付き卵の代替商品として、フォトジェニックな一皿を作れる白いオムレツシート、スクランブルエッグを用意。半熟風の卵が楽しめる「ぷるぷるたまご」やホテル朝食などに向けたハイグレードなスクランブルエッグも販売する。
フードサービス本部の清水誠三執行役員は、「料飲店、惣菜、コンビニ向け販売を強化する。パワーサラダなどトレンド感あるメニュー提案で、野菜メニューで売り上げを作ることを支援。ドレッシングを内製化している店舗向けに、アレンジしやすく汎用性のある具沢山ドレッシングをおすすめするなど、おいしさはもちろん、手間の削減ができる商品により、調理場の人手不足をサポートする」と説明した。
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